今年のアカデミー賞は、30年ぶりに司会者不在で実施された異例のもの。当初はきちんと実施できるのか不安視されていたが、蓋を開ければすっとこどっこい、前年より視聴者数が伸びるという見事なものだった*1。
そんなオスカー当日、受賞者やプレゼンターがスピーチで様々な主張をしたこともハイライトとなったが、映画音楽を愛する筆者としては、ひねくれ者らしくパフォーマンスの方を特集してみたいのである。
- アカデミー賞の幕開けを飾るクイーン+アダム・ランバート
- 時を超えたオマージュ
- 『アリー/スター誕生』組の見事なパフォーマンス、しかしながら……
- 技術系3部門制覇!
- 二者二様なリアルクイーン
- 190304追記
アカデミー賞の幕開けを飾るクイーン+アダム・ランバート
前述の通り司会者不在となった今年のオスカーだが、冒頭を飾ったのは『ボヘミアン・ラプソディ』で世界中に第n次クイーンブームのうねりを作り出したクイーンだった。ボーカルには2012年から共にツアーを回るアダム・ランバートを据え、華々しい幕開けを飾ったのである。前日にはメイとテイラーの楽屋が同じであることも報じられ(ロジャー・テイラーInstagram)、多くのファンが何を演奏するのかどきどきしながら当日を心待ちにした。
リアルクイーンもわくわくどきどき
そんなパフォーマンスの直前、ハイテンションインスタおじいちゃんことブライアン・メイはこんな投稿を。勿論 "I think we’re ready to punch that hole in the LA sky."(ロサンゼルスの空に穴を開ける準備が出来ている気がする)とは、ライヴ・エイド直前にフレディが言った「ウェンブリーの空に穴を空けてやる」という言葉を引用したものだ!*2
www.instagram.com"It’s OSCARS Day !!! YAY !!! I think we’re ready to punch that hole in the LA sky. But it’s truly an “In the Lap of the Gods ...revisited” moment. I feel a lot of love - thanks for all the great support, folks. Whatever happens tonight, it’s been a fabulous journey - an extended mission - to a world we never knew before. You could almost say a NEW HORIZON ! Let’s Rock ! Bri" (強調筆者追加)
そしていつも「職業:ロッカー」という感じの短文投稿を決めてくるロジャー・テイラーもInstagramに写真を投稿。妻サリナ・テイラーが撮影したという写真には、"Today's the day!"(今日がその日だ!)というキャプションが付けられている。何ともかっこいい。
因みにアダム・ランバートがレッドカーペットで身に着けていたのは、トム・フォードのタキシードとアレキサンダー・マックィーンのシャツらしい!
そんなリアルクイーンのパフォーマンスについて聞かれたボラプボーイズ、レッドカーペットで彼らへのアドバイスを口に。内容を見て笑ってしまったのだが、実はライヴ・エイドのロジャー・テイラー、『レディオ・ガ・ガ』をよく聴くとちょっとずつテンポが走っているのである……(本当の話、嘘だと思ったら買ってみて)
ベン「ロジャーとブライアンには本当に感謝してる。彼らのオープニングパフォーマンスを見られるのが楽しみだよ」
— すなお (@Svnao) February 25, 2019
アレン「彼に何かアドバイスした?」
ベン「うん、ロジに"テンポを保つように頑張るんだよ"って伝えた…(笑)」
グウィリム「"Don't speed up, Rog."って」
😂😂https://t.co/PsJyKqUi3t
さて当日の演奏曲は
そんなクイーン+アダム・ランバートが当日演奏した曲はというと……?
www.youtube.com——アッ!これはabc公式だからその内消えてしまうかも……?
WE WILL ROCK YOU 🎵
— cinemacanalplus (@cinemacanalplus) February 25, 2019
Queen ouvre la cérémonie des Oscars !
Meilleurs moments de la 91e Cérémonie des #Oscars2019 diffusée en direct et exclu sur @canalplus et @myCANAL
► https://t.co/Ey6DuPLvvq pic.twitter.com/sNHmWV9b3c
当日演奏されたのは"We Will Rock You"と"We Are The Champions"の2曲。"We Are The Champions"の終盤では、フレディ・マーキュリーの姿がヴィジョンに映し出されて胸アツとなった人も多いはずだ(この曲は1年間の映画界の総まとめとなるオスカーにおいてぴったりの選曲だと思う)。メイがこの日着ていたのは、先日「服を買うのは1年に1度」と言いつつ写真を投稿していたシャツのよう! 演奏をよく観ていると、今日もテイラーがスティックをくるりと回していたのでちょっと笑ってしまった。
また、映像ではノミニーとなったエイミー・アダムス、クリスチャン・ベール、ラミ・マレック&ルーシー・ボイントン(何とこのふたりは最前列!)、グレン・クローズ、オリヴィア・コールマン("We Will Rock You"終了時には指笛まで!)&エマ・ストーンなどが曲を楽しむ様子も映し出されて、ドルビーシアターに今年の映画界を賑わせた人々が集う豪華さをひしひしと感じることに*3。最前列にはボラプカップルだけでなく、『アリー/スター誕生』主演でクイーンの『レディオ・ガ・ガ』"Radio Ga Ga"からステージネームを付けたレディー・ガガもおり、演奏を心から楽しんでいたようだ。映画関係者としてはラミルシカップルの他に、2曲目終了直前でマイク・マイヤーズ(あんな役で出ているが本当はクイーン映画と聞いて出演を即決した熱狂的ファン)、またメイの妻でもあるアニタ・ドブソンなどが映し出されていた。
"We Are The Champions"終了時には自然とスタンディングオベーションが起こったが、それについてハビエル・バルデムは『ジミー・キンメル・ライヴ!』で次のように語るほど……!
ハビエル・バルデムが、トークショー番組に出演し、先日アカデミー賞授賞式で行われたクイーン+アダム・ランバートのステージについて“ブライアン・メイが目の前にいて「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を演奏してるんだよ。立ち上がってリスペクトを示さなくちゃ”と語る。https://t.co/QBTRtvur3r
— ムービー・スター誌【公式】 (@MovieStar_mag) February 27, 2019
司会者不在の穴を埋め、オスカーに見事なオープニングをプレゼントしたクイーン+アダム・ランバートだが、なんと彼らを追った新ドキュメンタリーの公開が決定したということでなかなかに楽しみである。
www.instagram.com - アダム・ランバートがInstagramで投稿した喜びにメイも反応!
時を超えたオマージュ
先述の通り、本編で『ボヘミアン・ラプソディ』に理解を示さないプロデューサー役を演じていたマイク・マイヤーズは、実のところクイーンの熱狂的なファン。過去作『ウェインズ・ワールド』では、原曲『ボヘミアン・ラプソディ』に合わせてヘッドバンギングするシーンを盛り込んだほどだった。というわけで、作品賞にノミネートされたこの映画を紹介したのは、『ウェインズ・ワールド』コンビのマイヤーズとダナ・カーヴィ!
映画『ウェインズ・ワールド』の「ボヘミアン・ラプソディ」を車で聞く映像が流れた後に、ウェインとガースことマイク・マイヤーズとダナ・カーヴィの二人が登場!
— クイーン日本レーベル公式 (@queen40jp) February 25, 2019
作品賞にノミネートされた『#ボヘミアンラプソディ』を紹介してくれました!
流れた映像はもちろんこちら↓https://t.co/e86lM4Iz13
そんなふたりが登場した実際の映像がこれ! ふたりの登場には制作のグレアム・キング、そしてリアルクイーンのふたりをはじめとした映画制作陣もスタンディングオベーションを送ったのだった。彼らのコールで流れた紹介映像には、マイヤーズ演じるレイ・フォスターが「誰もクイーンなんか聴かねえよ」と息巻くシーンもきっちり盛り込まれていた。きっとこの瞬間に1番歓喜していたのはマイク・マイヤーズだろうなあと思う限りである。
www.youtube.com - これもABC公式
『アリー/スター誕生』組の見事なパフォーマンス、しかしながら……
主題歌賞が渡ったのはオスカー前から大本命と言われていた「シャロウ」制作組(『アリー/スター誕生』、実際のスピーチ映像-ABC)。当日のパフォーマンスが決定した時から賞賛が寄せられ続けていたが、ふたりは映画の中さながらのパフォーマンスをドルビーシアターでも見せてくれた。ガガが直前に婚約破棄したこともあり、あまりの親密さから「略奪愛か」*4なんて囁かれる事態にまでなったのだった(実際はクーパーが綿密に演出したパフォーマンスで、ガガもしてやったりだったらしいが)。
www.youtube.com——後日談が観たい人はジミー・キンメル・ライヴ!のこちらを(笑)/ガガのインスタにも投稿あり(1、2、3)*5
ところがこのパフォーマンス中、ある人が目立ってしまっていた。勿論ご本人も反応しているが、そう、おぐしが特徴的なブライアン・メイである。コメントの最初には『ボヘミアン・ラプソディ』の歌詞を引用して、「小さな影が見えるね……オスカーの夜の様子が今でも頭の中でこだましている」("I see a little silhouetto ... The Night of the Oscars is still reverberating in my head.")と書き連ねている*6。
そんな冗談みたいな書き出しで始めたメイだが、その後にはガガとクーパーのパフォーマンスについて最大限の賛辞を書き連ねていたので是非紹介したいと思う。
"I see a little silhouetto ... The Night of the Oscars is still reverberating in my head. Thanks to @triniqueenie3d I can relive this moment. The exquisite live performance by @ladygaga and @bradley_cooper.official was for me the greatest art of the whole evening. In a moment when nobody was judging from racial or sexual or gender-preference agendas, and nobody was pushing a political agenda, these two brave performers got up cold from sitting in the audience and BLEW US ALL AWAY. It was a moment for us all to remember what all these award ceremonies were traditionally about - rewarding the ability to engage, to emotionally move - and above all - to entertain us, in the true sense of the word. All Hail Ga Ga/Cooper - a match made in Heaven. Art for Art’s sake is still alive !!! This this song so richly deserved its Oscar. And - oh yes - my silhouette seems to be a central part of this moment ! No credit to me - but you can probably see the expression of joy on my face ! Bri"
(拙訳:小さな影が見えるね……オスカーの夜の様子が今でも頭の中でこだましている。@ファンアカウントのおかげでこの瞬間を追体験できてるよ。@レディー・ガガと@ブラッドリー・クーパーによるこの上無い程の生演奏は、自分にとってあの夜1番の芸術だった。あの瞬間、人種や性、ジェンダーの好みで判断する人も、政治的思想を押しつける人もいない状態で、あのふたりの偉大な演奏者たちは、座っていたオーディエンスに熱気をもたらして、全員を完全に吹き飛ばしてしまった。あの瞬間は私たち全員にとって、こういった授賞式がどれだけ伝統的なものか思い出させるものになった——参加できるということ、感情が揺り動かされるということに報いるものだ——そして1番の報酬は、言葉を操る真のセンスで、私たちを楽しませてくれる才能に対して与えられる。素晴らしきガガ*7/クーパー——天国で作られたような*8お似合いの仕事相手だ。芸術のための芸術というのがまだ生きていた!!! このこの曲は充分にオスカーに値するものだった。それと——そうだね——自分のシルエットがこの瞬間丁度中央にあったみたいだよね! クレジットはもらってないけど——多分僕の顔に喜びの表情が浮かんでるのが分かると思うよ! ブライ)
いつもInstagramで長めの文章を投稿しているブライアン・メイだが、この文章はいつになく長文で、ふたりの才能とパフォーマンスを賞賛するものだ。レディー・ガガは自分のステージネームをクイーンの『レディオ・ガ・ガ』から付けた人物だから、メイのこの文章を読んで、きっとオスカーを手にした時並みに泣いていたに違いないと思っている。
技術系3部門制覇!
www.instagram.com - 「僕ら4部門も獲ったの……?!」\ブラーーーーーーイ、そうだよ!/
映画本編は、ラミ・マレックの主演男優賞のほかに、編集賞、音響編集賞、録音賞の技術系3部門を制覇し、今年度の最多受賞作品となった。直後にRockinon.comで翻訳が公開された記事では、リアルクイーンのふたりが音楽編集に深く関わっていたことが明かされ、単なる「音楽総指揮」に留まらなかったことが分かっている。
そんなブライアン・メイが、筆者の訳す気力を削ぐほどの長文と共にInstagramでシェアしたのは、『スペクテイター』誌に掲載されたオスカー受賞に関する記事。その題名は「『ボヘミアン・ラプソディ』のオスカー受賞は、いけ好かない映画批評家に対する勝利だ」とされており、メイが再三示してきた批評家への不満が露わになったものだった。
www.instagram.com - ちょっと……博士の文章長すぎて……今回はパス……
二者二様なリアルクイーン
クイーンの見事なオープニングアクトについてご紹介したので、ついでにふたりのInstagram投稿についてもご紹介して締めとしたい。
いくつになってもイケてるロッカー、ロジャー・テイラー
映画賞シーズン、常に妻サリナ・テイラーと共に会場入りしていたテイラーは、今回のオスカー会場でも2ショットを撮影。サリナが自撮りしたという写真を公開している。
オスカーに関する最後の投稿はこれ。写真中の文章では、「何て夜だ! ありがとうLA - またすぐに会おう!」と書いてあり、ツアーとか映画とか色々期待してしまう。ついでにどうか日本にも……(ごにょごにょ)
やっぱり口数が多すぎる?! ブライアン・メイ
オスカー当日も、『ボヘミアン・ラプソディ』が多分にフィーチャーされた授賞式に大興奮だったブライアン・メイ。毎度長文を付けた写真をInstagramで公開しているが、今回も絶好調だった。先述の「いけ好かない映画批評家」を叩く記事を紹介しつつ、「そうだよね、オスカーが終わってから随分静かだと思ったに違いない、映画賞シーズンが完全に終わったことを示唆している」"Well, yes. You saw I went very quiet after the Oscars were over, signalling the end of the whole movie awards season."なんて述べていたが、そもそも当日大はしゃぎだったので「静かとは?」という感じでもある(笑)。というわけで、この記事で紹介していないその他の投稿を一挙ご紹介!
「ラミの受賞スピーチを見ているところ」というキャプションを付けて公開したのは、オープニングアクトの後別衣装に着替え、妻アニタ・ドブソンと映っている1枚。ところがこの衣装、先日「何のための新調かな……?」と言いつつ公開したものとは別のもの……! ねえ博士、あの衣装結局何のためだったのか教えてください……!
因みにアニタ・ドブソンと映る2ショットとして、フォックスのアフターパーティの一幕も公開しているほか、彼女のオスカー出席が報じられた『デイリー・エクスプレス』(イギリスのタブロイド紙)の記事もスクショでシェアしている。
そしてオスカー関係最後の1枚はこれ。メイは音楽総指揮に名を連ねていたものの、オスカーのノミニーにはなっていなかったが、何故こんなものがあるかというと……
www.instagram.com"Just for fun ! Thanks to a lovely daughter ! Time to move on - time to get back to reality. I was going to say ‘normality’, but I’m not sure I know what that is ! But grandchildren really know how to restore your perspectives on life ! Perfect ! Bri"
(拙訳:お楽しみのためさ! 可愛い娘に感謝! 先へ進む時—そして現実へ戻る時だ。『正常』と言いたかったのだけど、それが何かちゃんと理解している自信が無い。それでも孫たちが、人生を見つめるちゃんとした視点を取り戻す術(すべ)を知っているみたいだ! 完璧だね! ブライ)
この投稿を読む限り、メイの娘が彼のためにプレゼントしたものである様子。投稿の2枚目には、ミニチュアのオスカーを手に微笑む姿も映っており、家族の絆が分かる微笑ましい投稿となっていた。メイも現実に戻らねばと述べていたが、この映画のファンも同じ気持ちを持っているはず。何なら博士がこのノリでもう1本作ってくれないかなと思うくらいだ。本当に素晴らしい賞レースシーズンをありがとう!
締めには博士がグウィリム・リーに送った最大限の賛辞を置いて……
ブライアン・メイ「グウィリム(・リー)に対しては多くの尊敬と愛情を抱いてるよ。沢山一緒に過ごして互いを知り合った」「彼はずっと僕を観察していて、段々と僕になったんだ。僕の子供達でさえ"父さんが吹替えたんでしょ"と言ってたよ。"いいや、彼がすごい俳優なんだよ"と」https://t.co/jSaDxL6lUo
— すなお (@Svnao) March 1, 2019
190304追記
そう言えばシェアし忘れていたけれど、博士からこんなビデオメッセージが届いていたのだった。
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関連:アカデミー賞 / オスカー / クイーン / ブライアン・メイ / ロジャー・テイラー / アダム・ランバート / フレディ・マーキュリー / ジョン・ディーコン / ラミ・マレック / グウィリム・リー / ジョー・マッゼロ / ベン・ハーディ / ルーシー・ボイントン / マイク・マイヤーズ / ダナ・カーヴィ / ボヘミアン・ラプソディ / ウェインズ・ワールド / アリー/スター誕生 / ブラッドリー・クーパー / レディー・ガガ
*1:元々各賞の発表時には、司会と別にプレゼンターが選出されるので、司会者不在でも何とかなると言えばそうなのだが
*2:ちなみに、もう一つ『シアー・ハート・アタック』収録曲への言及があるよう……最後の"New Horizon"もきっと元日に公開した新曲にかけている。
*3:他にも昨年の助演女優賞受賞者アリソン・ジャネイ(ジャニー)や、オクタヴィア・スペンサー、ブラッドリー・クーパー、今年も映画賞を賑わせたジョーダン・ピールなども!
*4:ガガがクーパーをパートナーのイリーナ・シェイクから奪ったという噂
*5:クーパーの公式Instagramによると、オスカーのパフォーマンスでガガが身に着けていたのは、ティファニーから貸し出された141年もののイエローダイヤモンド! 何と彼女の前に使ったのは『ティファニーで朝食を』プロモーション中のオードリー・ヘップバーンだったというから、如何に貴重なものかという気がする……!(流石オスカー、最大の映画の祭典……!)
*6:多分"The Night of the Oscars"も、『ボヘミアン・ラプソディ』が収録された『オペラ座の夜』"A Night At The Opera"を意識しているのだと思うが☞
*7:ここでスペルがガガのステージネームである"Gaga"でなく"Ga Ga"になっているのは、『レディオ・ガ・ガ』由来であるのを知っていてのことだろう
*8:勿論今までの文章を考えると、"Made in Heaven"もクイーンのアルバムを意識していると思う☞