ちいさなねずみが映画を語る

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祝!オスカー5部門ノミネート - ボラプボーイズ大騒ぎ190124

第91回アカデミー賞のノミネートが先日発表された。内容については別記事でまとめたのでこちらをどうぞ。

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ボヘミアン・ラプソディ』チームは、主演男優賞(ラミ・マレック)、作品賞と主要部門を2つ押さえたほか、音楽映画らしく編集賞・音響編集賞・録音賞の技術系3部門のノミネートを勝ち取り、全5部門のノミニーとなった。GG賞でも相当大騒ぎだったぱっぱらキャスト陣&スタッフ陣だが、今回も大喜びの様子だったので特集してみたい。

 

まず最初に - 日本国内興収100億円突破!

ボヘミアン・ラプソディ』が遂に日本国内のみで興収100億円を突破した! この数字は、昨年公開の映画としては『コードブルー』映画版と『名探偵コナン ゼロの執行人』を押さえての堂々1位。安室さんは惜しくも「(国内興収)100億の男」の称号を逃してしまったが(但し海外興収と合わせると達成済み)、フレディはそんな安室さんを尻目に(?)国内のみで「100億の男」を達成してしまった。つくづく恐ろしい話だなあ……

www.cinematoday.jpこれにはBAFTA(詳細はここ)用のスクリーニングに出席したらしいマレックとリアルクイーンの2人が集まってわざわざお祝いをしてくれた。この3人が揃ってるの、何か眼福である……

www.instagram.com

 

ゴールデングローブ賞振り返りはこちら

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それではれっつらごー! 

 

 

 

1番大はしゃぎ? グウィリム・リー

最近定期的にネタを投下してくるマッゼロさんに真価を隠されていた様子のグウィリムさんだが、何だかんだ言って1番大はしゃぎで謎投稿をしてくるのは、実は彼の方である。マレックのノミネートに大興奮した様子のリーは、その後作品賞ノミネートに本気で驚き(気持ちは分からないでもない)、スタッフを讃える投稿をした後、映画のラストショットを載せたルーシー・ボイントンに乗っかって、作品の"リーダー"だったマレックを讃え、4回Instagramを更新。この後Twitterでもマレックのインタビュー記事をシェアしていた。ねえグウィリムさん、いつものマッゼロさんより余程はしゃいでません?

 

そんな彼の投稿、キャストやクルーへの讃辞が詰まっていて素敵だったので拙訳させていただきたいと思う。

 

www.instagram.com

"So happy for this beaut of a man! Congratulations @ramimalek on your Oscar Nomination!! So well deserved! #oscars @theacademy @bohemianrhapsodymovie @20thcenturyfox @gkfilms_ @officialqueenmusic" - 「この素晴らしい人のこと、本当に嬉しい! @ラミ・マレック、オスカーノミネートおめでとう! #オスカー @アカデミー @ボヘミアン・ラプソディ(映画公式) @20世紀フォックス @(グレアム・キング*1の会社) @クイーン公式」

 使われている写真は、初日も初日に撮ったというライヴ・エイドのリハーサルシーンだ!

 

www.instagram.com"Wow! Who’d have thought it..... @theacademy Best Picture Nomination for @bohemianrhapsodymovie Congratulations @gkfilms_ and all involved!" - 「わお!誰がこんなこと考えただろう……『@ボヘミアン・ラプソディ』がアカデミー作品賞ノミネートだ GKフィルムズ(※キングの制作会社)と関係者の皆さんおめでとう!」

あっ!この写真は「BoNap」(ボラプオフショットお昼寝編)の舞台裏!

 

www.instagram.com"Here’s a small gathering of our massive and amazing crew as they went to go and see @officialqueenmusic last year @theo2london (you might recognise a few faces in the crowd....) I’m so happy for everyone who worked on this film for the @theacademy Best Picture Nomination and all of the other nominations for @bohemianrhapsodymovie!" -「これは僕たちの巨大で素晴らしいクルーたちの一部が集まって、去年@The O2 Londonであった@クイーンの[コンサート]を観に行った時のもの(みんなもこの中に見知った顔がいくつかあるかもしれない……) この映画(『ボヘミアン・ラプソディ』)のために働いてくれた人が、オスカーの作品賞、その他のノミネートも勝ち取ったことが凄く嬉しい!」

The O2 London=O2アリーナのことだろう(ロンドンにある多目的アリーナで、コンサートやスポーツ観戦などに使われる)。調べてみた所2018年7月にクイーン+アダム・ランバートがコンサートを行っていたようだ。ボラプチームでの参戦、さぞや楽しかっただろうなあ。

 

そしてこれは作品のラストショットを撮影した1枚。「リーダー」となったマレックを讃える内容で、その後リーはTwitterでもマレックのインタビューをシェアしていた。既報の通り、この作品はブライアン・シンガー監督が途中降板(フォックス側から解雇)されている。マレックはその中で、作品のリーダーとして制作を引っ張った様子だ。因みにこの投稿の直前、ルーシー・ボイントンが同じシーンを動画で伝えていたので、それは後で……

www.instagram.com"This is the last shot of the film. It was an emotional moment. @ramimalek as Freddie Mercury performing in front of thousands in Rio de Janeiro. Every film needs a leading man. This film needed a leader. Love you brother." - 「これが映画のラストショットだ。感動的瞬間だった。フレディ・マーキュリーになった@ラミ・マレックが、リオ・デ・ジャネイロで数千人の観客を前にパフォーマンスするところ。どんな映画にもそれを引っ張る人が必要だ。この映画もリーダーを必要としていた。愛してるよブラザー。」

 

こちらがグウィリム・リーのシェアしたマレックのインタビュー。ロサンゼルス・タイムズ掲載だ。

 

何故こうなったのかと言えばブライアン・シンガーの降板劇だが、彼はその後過去の性的暴行について大勢から訴えられ、泥沼状態に陥っている。彼から被害を受けたという人々が証言した記事がThe Atlanticから出ていたのだが、物凄いボリュームであった。受賞のおめでたいニュースに水を差すのは申し訳無いが、読み応えある記事だったのでリンクだけ貼っておきたい。

www.theatlantic.com

 

人たらし、ジョー・マッゼロ

マッゼロさんもInstagramを更新。1枚目は『ボヘミアン・ラプソディ』のPV撮影シーンのワンカット、2枚目は制作を途中から引き継いだデクスター・フレッチャー監督と、ブライアン・メイを交えた1枚だ(2枚目のボイントン、キメキメメイクと違ってオフの感じでとても良い)。

www.instagram.com"I don’t know that I’ve ever been prouder professionally of a group of people. From Rami on down to every PA and intern, this team persevered and made a wonderful film. And to have it now nominated by the Academy for Best Picture is truly, uniquely, special. And of course, so proud of Rami. He set the tone on set for everyone and is so deserving of this nomination as an actor and a person." - 「プロフェッショナルとして、このグループより誇りに思えるものなんて無いんだ。ラミ以下、どんなPA[=プロダクション・アシスタント]やインターンに至るまで、このチームは素晴らしい映画を作ってその真価を損なわないことに腐心した。今やオスカー作品賞のノミネート作品なわけだが、本当に、比類無く、特別なこと。そして勿論、ラミをとびきり誇りに思う。彼は全員のためにセットの雰囲気を作ってくれたし、俳優としても人間としても、このノミネートに値すると思う」

マッゼロさん、インスタであれだけはしゃいでても、こういう締めるべき所は物凄くいい文章書いてくるので、人たらし過ぎてちょっとダメだと思う(?)。

 

ここに来てカメオ出演に有力情報?! - ベン・ハーディ

最近ちょっと高みの見物だったベン・ハーディがインスタを2回更新。2回目はさておき、1枚目、あれちょっと……?!

 

www.instagram.com"Bloody Hell. 5 Oscar nominations. Congrats to everyone involved in the making of @bohemianrhapsodymovie @gkfilms_ #DenisO’Sullivan" - 「なんてこった。オスカー5部門ノミネート。『ボヘミアン・ラプソディ』の制作に関わってくれた全員におめでとう @GKフィルムズ #デニス・オサリヴァン

映っているのはデクスター・フレッチャー監督とクイーンを演じたボラプボーイズ。この衣装から考えるに、『トップ・オブ・ザ・ポップス』Top of the Pops; TOTPで『キラー・クイーン』"Killer Queen"を歌ったシーンのようなのだが、3人謎の人物がいるぞ……?

metro.co.uk - アイキャッチがそのシーン

ちゃんと謎を解いてくれた人がいらっしゃいました。ロジャーとジム・ビーチはちゃんと顔が映ってるから分かるけど、博士、顔が半分隠れてる上にあのおぐしが見えないからよく分からないよ……

先日アダム・ランバートのカメオ出演について記事で触れたが、クイーンのメンバーのカメオ出演は、あると言われつつどこだか分かっていなかった。ここに来て有力な情報が出て来たが、それを確認するためにはもう1度劇場に行くか円盤を待たなくてはならない。そう言えば海外のAmazonプライムでは配信が始まったようだが、日本はいつになるのだろうか……?

 

もう1枚ハーディが更新したのは、若い頃のロジャー・テイラーと、映画で彼に扮した自身を比較する2枚の写真。何だかこれを見ていたらもう1度観たくなってしまったので、彼の策に嵌まってる気がする……

www.instagram.com

因みに関係無い話だが、先日ハーディはラミ・マレックと共に、パリで開かれたダンヒルのファッションショーに参加したようだ(Ben Hardy on Instagram: “I’ve always been a high fashion kind of guy #parisfashionweek @alfreddunhill” )。

 

オスカーノミネートおめでとう! - ラミ・マレック

マレックがTwitterを更新。

 「アカデミー、これら全てを現実のものにした、キャストやクルーの尽力を認識してくれてありがとう。フレディ・マーキュリーを演じたのは本当に貴重な経験だったし、彼をこのような形で讃えるということに、心の奥底では恐縮しているし、そしてわくわくしている」

 

これに加えて、クイーンのレーベルであるユニバーサルから、マレックの別コメントも紹介された(色々間違ってるが、映画公式Twitterでも紹介済)*2。何か訳註で勝手に色々補った挙げ句、制作者の肩書きを色々間違ってるので、こちらで訳し直したものを掲載する。

 「アカデミー、これら全てを現実のものにした、キャストやクルーの尽力を認識してくれてありがとう*3。グレアム・キング[=制作、オスカー作品賞ノミニー]、デニス・オサリヴァン*420世紀フォックス、ニュー・リージェンシー[=どちらも制作会社]、そしてブライアン・メイロジャー・テイラー、クイーンには、感謝してもしきれない。フレディ・マーキュリーを演じたのは本当に貴重な経験だったし、彼をこのような形で讃えるということに、心の奥底では恐縮しているし、そしてわくわくしている」

“Thank you to the Academy for recognizing the work of so many from the cast and crew who made all of this possible. I’m beyond grateful to Graham King, Denis O’Sullivan, 20th Century Fox, New Regency and to Brian May, Roger Taylor and Queen. I have absolutely treasured playing Freddie Mercury and I am so profoundly humbled and thrilled to honor him this way.”

– Rami Malek, BOHEMIAN RHAPSODY ——第91回アカデミー賞に作品賞、主演男優賞含む全5部門にノミネート!ラミのコメントも到着! - クイーン、ユニバーサル・ミュージック、2019年1月23日

 

 

マレックのノミネートを受けて、ムービングコーチとして彼を支えたポリー・ベネットも驚きの投稿を! ついでにフレディの声の追録を担当したマーク・マーテルからGG賞前に出ていた投稿も見つけたのでシェア。

www.instagram.com

 

投稿後追記)ノミネート後コメント

EW誌に掲載されたというマレックのコメントが翻訳されていたのでシェア。GG賞を受賞したものの、やはりオスカーのノミニーになることは別格だと述べている。本当におめでとう!

japan.techinsight.jp

 

作品のヒロイン、ルーシー・ボイントン!

ルーシー・ボイントンが動画付きでスタッフ陣を祝福。グウィリム・リーの投稿のところでも言及した、作品のラストショットにまつわる話だ。

www.instagram.com

 "The very final moments of filming Bohemian Rhapsody. You can hear Dex (@dexfletch) whispering “I’ll ask him to do it one more time then we clap. And that’s a wrap.” (I’m not crying ur crying). I can’t articulate how PROUD I am to be a part of this movie, how proud I am of our Bohemian family and how much I bloody LOVE these humans... and how proud I am of our relentless and fearless leader through and through, Rami. Congratulations aallll!!! 👑💜" - 「『ボヘミアン・ラプソディ』撮影の、ほんとに最後の瞬間。デクス(@デクスター・フレッチャー[=監督])が、『彼にもう1度やってって頼むからそしたら拍手するんだ。それで撮影終了だよ』と囁いてくるのが聞こえると思う。(泣いてなんかないわ、泣いてなんか) わたしは、この映画の一員になれてどれだけ誇らしいか、どれだけボヘミアン・ファミリーが誇らしいか、みんなをどれくらいヤバいくらい*5愛してるか……それと、わたしたちの情け容赦なく恐れも知らないリーダー、ラミを、どれくらい誇りに思ってるか、はっきり述べられない。みいいいいいいいんなおめでとう!👑💜」

確かに音量を上げてよく聴くと、"OK, it's time you clap(?)"(OK、拍手の時間だ)とか何とか言っているように聞こえる。

ところで彼女が出ていると聞いてこの作品を観に行ったわたしからも伝えたい、ルーシー、貴女の演技は素晴らしかったよ!💜

 

ところでこのシーンの詳細については、以前のインタビューでマレックが明かしていたようだ。みんなで座長に讃辞を伝えられたらしいが、いい話だなあ。

 

忘れちゃならない、リアル・クイーン

ロジャー・テイラー

テイラーがInstagramを更新。5部門ノミネートを伝える画像に、「ワオ!」の一言で何とも切れ味がいい。ゴールデングローブ賞では妻のサリナ・テイラーとレッドカーペットに現れていたが、オスカーでも一緒にやってくるだろうか……?

www.instagram.com

ブライアン・メイ

みんな何か長文を出してくる気がしてたらその通りである。

 

噂の10行コメントはこちら。というか博士、"Amazing"って連発しすぎじゃない?(笑)

www.instagram.com"Amazing to get FIVE Oscar nominations ! Thankful, grateful, blessed !! Amazing punch in the eye for all those wingeing critics ! Amazing that @bbcnews did a piece on all the Best Picture nominations tonight and completely ignored just one - Bohemian Rhapsody. Amazing our own country’s media are still begrudging of our efforts after nearly 50 years. Amazing how little it matters. Because our friends vote with their feet. Thanks folks. Always. Onwards ! Bri" - 「オスカーノミネート5つ獲得は素晴らしい! ありがたい、感謝だ、幸せだ!! ぼやきまくった*6批評家全員の目に物見せる会心の一撃だ! @BBC Newsでも今夜作品賞のノミネートに触れてたが、完全に一作品無視してたよ——『ボヘミアン・ラプソディ』をね。我が国のメディアは、ほとんど50年経つっていうのに、未だに僕らの努力に対して妬ましいんだな、驚くべきことさ。素晴らしいことにそんなことは大した問題じゃない。僕らの友人たちが、自分たちの足で投票しに行ってくれるんだ。ありがとう同士たち。いつまでも。前に進むぞ! - ブライ

流石はBBCwwwwwww*7というか博士も大概ねちっこいけど、イギリス人なんてそんなもんである。

 

そんなことを言っちゃうもんだから、コメント欄は劇中の台詞を引っ張ってきて "This is BBC..."まみれになった様子。

この話はネタバレレビュー記事でも書いたが、BBCの番組に出演する際に口パクを迫られ、怒ったメイが「こちらはBBCです、ってか」("This is BBC.") とラジオのコールばりに喋るシーンを基にしている。こういうネタが即座に来る辺り、この映画も多くの人に愛されたのだなあとは思う。

 

そう言えば博士、スーツを新調したらしいけれど果たして何のために……?♪(◍•ᴗ•◍).。oO

www.instagram.com"Getting suited and booted in London today. What for ? Hmmm ! Cheers folks ! Bri" - 「今日ロンドンでスーツとブーツをゲット。何のために? ふむむむむ! それじゃあね! - ブライ」

 

そう言えばインスタで自動翻訳を使うと、「ブライ」という彼の名前が謎翻訳されるらしい*8

 

番外編 - オフショット&グウィジョーベン続編公開

筆者が寝ている間にベン・ハーディがオフショットを公開。ヘアカットされるマッゼロさんを動画で撮り続けるベンハくんの姿が鏡に映り込んでいる。途中ブライアン・メイヘアのグウィリムさんも通りかかったりして、撮影の裏方がよく分かる動画だ。(ルーシー・ボイントンもタグ付けされているが、マッゼロさんの隣でメイクされてるのが彼女らしい) キャプションの"Lovers tiff"というのは「恋人同士のちょっとした口論」、つまりは痴話喧嘩のことだ(笑)。

そう言えばマッゼロさんは、映画のために折角パーマをかけたのに、結局かつらを被ることになって無意味だったなんて話もあった(Bohemian Rhapsody's Joe Mazzello ruined hair with movie perm | People Magazine )。

www.instagram.com

この動画を公開されたマッゼロさん、すかさずジャブ!

www.instagram.com"Alright @benhardy1 since you’re publicizing our lover’s tiff and shaming me for an innocent haircut, I actually found the moment your jealousy overtook you and you tore apart this photo of @mrgwilymlee and me that we so graciously left on all of your belongings for the entirety of the shoot. It’s unbecoming Ben. It’s ugly. You’re better than this." -「分かったぞ@ベン・ハーディ、君が僕らの痴話喧嘩を世界に公表して無実のヘアカットで恥をかかせたからには、丁度君が嫉妬に駆られて@グウィリムと僕の写真を引き裂くところが見つけてやったぞ。この写真は撮影の間ずっと、寛大なる我らが君の持ち物全てに残しておいてあげたやつなのに。お見苦しいベンだ。醜いね。これよりもっといい奴のはずだぜ」

これはカードボード・ベン記事でも紹介したあの写真だが(詳細はこっちをどうぞ)、まさか破る瞬間ちゃんと撮ってたとはwwwwwwwwww何とも仲の良い3人で微笑ましいことである。

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ボラプボーイズ大騒ぎ、次回はいつ……?

最初に来るのはSAG賞; 全米映画俳優組合。現地時間27日、日本時間で1月28日に授賞式がある様子だ。ボラプはマレックの主演男優賞と並んでアンサンブル演技賞にノミネートされている。対抗馬は『アリー/スター誕生』、『ブラックパンサー』、『ブラッククランズマン』、『クレイジー・リッチ・アジアンズ』だが、なんと『女王陛下のお気に入り』が落ちているので、ボラプ、割と有力なのでは……? この賞は作品そのものではなく、演技をした俳優たちの尽力に捧げられるので、ちょっと期待してしまう。

www.sagawards.org

 

 

先に来るのは、GG賞と並ぶオスカー最大の前哨戦、英国アカデミー賞; BAFTAの発表。ホームページによると今年の授賞式は2月10日(日)の予定だ。『ボヘミアン・ラプソディ』はマレックの主演男優賞だけでなく、英国作品賞などにノミネートされている。GG賞に無かった技術系部門も存在し、オスカーの行方を占う上で見逃せない賞だ。

www.bafta.org

そして問題のオスカー授賞式は、2月24日(日)の東部時間8時・太平洋標準時5時から(レッドカーペット特設ページ)、とされている。ロサンゼルスは太平洋標準時なので、恐らく現地時間17時からだろう。ロスとの時差は17時間らしいので、翌25日の10時から授賞式が始まる。日本ではWOWOWが独占中継するらしいが、恐らくオスカーのホームページ、またTwitterでリアルタイム更新があるはずなので、契約していない方もご安心を!

www.wowow.co.jp

心の中の手帳にしっかり日程メモしました。

 

最後にオススメ

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

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1番下のBlu-ray、筆者も欲しいです……!(お金貯まったら買います!)

 

190209追記)衝撃の○角関係……?!

マッゼロさんがしれっとInstagramを更新。朝起きてこれが目に飛び込んできたこっちの身にもなってくれ。状況からし多分あれの続編だろうなという気はしていたが、遂にご本人登場な上に、ラストの動きが意味深すぎて……

www.instagram.com - JM「えっと彼(☜)に会ったかい?」BH「あー昨日の夜ね」おうふ……

こんな状況をみんな放っておく訳が無い。早速グウィリム・リーからの悲鳴めいたコメントが付いていた。更にベン・ハーディの友人でもあるアンディ・リード氏から茶々が入って、もはや何角関係だか分からない……

f:id:mice_cinemanami:20190209155122p:plain

https://www.instagram.com/p/BtorROqhyuF/ コメント欄より

「グウィリム・リー:何て言ったらいいか分からない。これは素晴らしいよ!!でも裏切られた気がする。それと孤独だ。遠くに行っちまったな。あと混乱してる。」——https://www.instagram.com/p/BtorROqhyuF/ コメント欄より

混乱してるのはグウィリーだけじゃなくてファンもだよ!!!!!

 

関連:ボヘミアン・ラプソディ / ラミ・マレック / グウィリム・リー / ジョー・マッゼロ / ベン・ハーディ / ルーシー・ボイントン / クイーン / ブライアン・メイ / ロジャー・テイラー / アカデミー賞

*1:本作のプロデューサー。オスカーで本作は作品賞ノミネートを受けたが、そのノミニーはキングのみとなった

*2:Twitterではマレックのツイートと書かれているが、公式がリツイートしてるのは上のツイートであって、このコメントではない。また内容の間違いは後述

*3:ここの訳がユニバーサルでも映画公式Twitterでも「本作に関わったすべてのキャストやスタッフを代表してアカデミー会員に感謝します」になっているのだが、全然内容が違う。彼はキャストやクルーに感謝を述べつつ、その尽力を正しく見出してくれたことに礼を述べているのあって、決して"On behalf of~"とは言っていない

*4:IMDbをクロールしたところ、GKフィルムズ(グレアム・キングの制作会社)でスタジオ・エグゼクティブとして働いた実績が記載されていた。さながらキングの右腕といったところか。すなお(@svnao)さんがTwitterでご指摘の通り、彼は編集にクレジットされているわけでもない

*5:"Bloody"ってイギリス人がよく使うスラングなのだが、何かちょっとうまい訳語が思いつかなかった

*6:"whinge-ing"。「泣き言を言う、ぼやく」という意味で、主にイギリス略式らしい。ちょっと覚えとこ

*7:でもBBCBBC Twoだとパイソンズとか放送してて、ほんと謎な局だよね

*8:スタッフも共用なので、本人投稿を示すために「-Bri」と入れているらしいが、九分九厘彼の投稿なので意味ないのはこないだも指摘した通り

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