ちいさなねずみが映画を語る

すきなものを好きなだけ、観たものを観ただけ—

おじいちゃんが若返り? 旅猿にカフェ動画? 【コマンダンテについて紹介してみました!】

人数だけでも覚えて帰って下さい。

www.youtube.com - ☜沼

最狂集団『大宮セブン』が話題になる中、彼らの本拠地劇場・大宮ラクーンよしもと劇場来月今月32ステも出演するコンビがいるらしいことを知りました!コマンダンテ』というコンビらしいのですが、どんなふたりなのでしょうか?

 

また、コマンダンテについて調べてみると、「おじいちゃんが若返り」「旅猿」「カフェ動画」などのキーワードが引っかかりました!この記事では

  • 公式が供給過多で沼
  • 多作のネタ書き vs 相方も認めるすべらない話術
  • おじいちゃん若返りでまさかの相方に持ってかれる

などをまとめました!

——お題「#この1年の変化

 

経緯を説明します

はいはいそこな方。ネット上に沢山溢れるキュレーション記事だと思って足を返さないでください。この記事は「調べてみました!いかがでしたか?」記事の皮を被ったロングロングコマーシャル記事です。安心してください(?)。

 

本当に突然なのだが、コマンダンテという沼が現れて、気付いたらずぶずぶと沼に入り込んでいた。沼の縁からちょっと覗いて足を返すはずだったのに、おかしな話である。でもよくよく考えたら、6年前バカリズム沼に嵌まり込んでいたはずなのに、気付いたらずぶずぶと華大沼に嵌まり込んでいたので、全く構図は同じだなと思う。人間は学ばないし歴史は繰り返す。

 

起点はすゑひろがりず

沼に溺れた経緯は大分めんどくさいのだが、起点は以前も記事にしたすゑひろがりずだ。COVID-19のせいで自粛期間に入った時、面白い動画があったわとけも藪を紹介されて、そのままどはまりした。確かけも藪がまだ第1季の9話くらいの時だったと思うけれど、一気に全部見て、「これ続き無いんですか?!?!?!」と騒いだ記憶がある。局番の登録者が4万人に到達しそうだな、というタイミングで登録したのだが、今や登録者もとい家臣36.6万人(2021年2月28日現在)を従える立派なアカウントだ。最近はテレビだなんだと引っ張りだこだし、売れたものだなあ。

mice-cinemanami.hatenablog.com

実はすゑひろがりず局番(YouTubeアカウント)には3人の黒子(=編集スタッフ)がいる。その内のひとり、カナメクトさんが、すゑひろがりず南條さんの紹介で井下好井の好井さん*1と「好井&カナメクトチャンネル」というファッションYouTubeを始めることになった(経緯は最初の動画で)。初期にすゑひろがりずだとかななまがり*2のファッションコーディネート企画をやっていたので、筆者も何となくフォローすることにした。コマンダンテ石井さんのゲスト回があったのは12月頭の話である。その時はファッション好きな芸人さん、こういうところ買い物に行くんだなあ〜くらいの感想で終わった。それで終わるはずだった

www.youtube.com - 後編は、こっち

M-1 2020でマヂラブの乱が起きた

結局この話は大宮に始まって大宮に終わるようだ*3。昨年末、2020年のM-1勝戦があって、大宮セブンの一員・マヂカルラブリーが優勝した。2017年の決勝戦で関西の女帝・上沼恵美子からメタクソに言われ、決勝戦最下位に沈んでいたマヂラブにとって、優勝というのは胸のすくような結果だったろう。その後、M-1&R-1チャンピオンにKOC; キングオブコントファイナリストの肩書きを持つマヂラブだけでなく、KOC4年連続ファイナリストのGAGM-1&R-1ファイナリストのすゑひろがりず*4など、賞レースで堅実な結果を残す大宮組が注目されるようになった……というのは多くの人が知っていることだと思う。

 

M-1当日、筆者は結果が何となく気になりつつも、受験生なのだから、と言い聞かせて情報をシャットアウトしていた。丁度風呂から上がった時間が結果発表の時間だったので、誰が優勝者になるのかだけ見るか、と思ったら、大宮セブンのマヂカルラブリーが優勝した。え、やっぱり観ればよかった。そう思って藁にも縋る思いでYouTubeを開いたところ、今年から公式がバンバンネタ動画を流してくれていることに気付く。ありがとう公式。一瞬違法アップロードが観られるだろと思ってごめん*5

今年のファイナリストにも気になる人々が何組かいたので一通り観終わってから、ふと好井&カナメクトチャンネルでM-1の反省会動画が出ていた(先述の後編)ことを思い出す。実はこの動画はM-1の準々決勝が終了し、井下好井とコマンダンテの両者が敗退した後に撮影されていた。「NEW PIER HALLでウケたことない」という石井くんの発言、好井さんの「走る(ネタ)」という発言、その両方に興味を覚えていたのも事実である(M-1振り返り編直リンクはこちら)。M-1グランプリの公式アカウントには、準々決勝の動画がまだ残っていたので、まだ観たことのなかった井下好井とコマンダンテのネタを観てみよう、と思って、何の気なしに再生した。今はもうGYAO!からもYouTubeからも消えてしまっているが、安田くんが子どもの運動会に備えてリレーのバトン練習をしたいというネタである。こないだのスーパーベストネタダンテ5でやっていたので、そのうちYouTubeに上がるに違いない*6

ara-kumasan.blog.jp

2組の動画を再生して思う。……いや、コマンダンテ、好きかもしれないな。否、絶対これは好きだ。一瞬で確信した。6年ぶりに賞レース後に推しが爆誕してしまった。また受験生という大変な時期に。

 

華大を好きなのと同じ理由かもしれない

冒頭ちらっと触れた「バカリズム沼から華大沼へのはしご沼」は、2014年のTHE MANZAI直後の話である。センター試験を前に高校の授業が少しずつ終わって問題演習に切り替わっていく中、12月の筆者はバカリズム公式チャンネルに上がっていた◯◯の案シリーズを貪っていた。そんなことをしているとYouTubeのお勧めもお笑い動画で固められていく。折しもTHE MANZAI2014で芸歴24年選手(当時)の博多華丸・大吉が優勝して話題となっていた時期だった。そう言えば気になってはいるんだよなあ、と思って何気なく再生した決勝戦のネタ動画で一気に筆者は華大沼へと叩き落とされる*7。気付けば福岡ローカルの番組(『華丸・大吉のなんしようと?』)まで貪り始める始末、今思い返しても震え上がるほどの奇行である。今回もバカリズムすゑひろがりず、華大をコマンダンテに置き換えたらまるで同じだ。本当に人間は学ばないものだなあと思う。

 

華大を好きだというので分かると思うが、筆者は元々がなり立てる漫才とかどつき漫才よりも、静かにシュールなことが展開されているネタが好きである。それに長年の経験が培った円熟みが加わっていたら尚良くて、華大はその基準にぴたりと当てはまったコンビだった*8コマンダンテのネタにも同じものを感じた。脱力系漫才と言われる独特のゆるさ、というか抜け感。関西人的な「もうええわ」ではなく、「もういいですぅ〜」という石井くんの締め方。毎度毎度YouTubeで「他の人のチャンネルを観るときには音量に注意して下さい」と注意喚起してしまうほどの小声漫才。芸歴14年選手ゆえ、若手のような荒削りさが取れて、独特の間を確立している現在*9M-1の結果こそ準々決勝敗退だったが、もっと観たいと思わせる何かがあった*10

 

そして沼の入口へ

M-1グランプリ準々決勝の動画をYouTubeで再生していると、おすすめ動画は当然本人たちのネタ動画になる。何か自分たちのアカウントでネタ動画を上げているらしいぞ。もうこれがほんとに沼だった。

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これはコマンダンテが沼だと気付かないうちに観ていた『離婚披露宴』のネタ。ネタの内容もサムネイルも酷すぎる。勿論褒めてる。

www.youtube.com - たまにある安田くん大暴れネタ(対偶は石井くんナチュラル鬼畜ネタ)

コマンダンテは元々かなり多作のコンビだ。ネタ書きは石井くんの方なのだが、よくもまあこんなに沢山! と思うほど沢山ネタが上がっている(さっき再生リストを確認したら66本も上がっているらしい)。元々baseよしもと5upよしもとで活動していたこともあるのだろうが、どこまで行っても観終わらない。YouTubeにアップロードされている動画は、単独ライブ『スーパーベストネタダンテ』で収録されたものなのだが、1回当たり15本前後をこなしていて、それも既に5回を重ねている。寡作なすゑひろがりずとは対照的だ*11

漫才師というのはどこかで自分たちの型を決めてネタを作っていくものだけれど*12コマンダンテはその型をいくつか持っている気がする。一応向かって左の安田くんがボケで反対側の石井くんがツッコミなのだが、ネタの主題に対して安田くんが角度を変えてボケまくる(のを石井くんが毎度止める)という定番の型から(最新だと『坂の下で果物を拾ってあげる』)、安田くんが「これはできない」と言っておきながら完璧に出来ている系のネタ(『女心わからん』など)、はたまた途中から石井くんのやばさが露呈して安田くんがツッコミ出すネタ(『痴漢』など)、壮大な伏線を最後の最後で回収してくるネタ(『医者の演技やりたい』など)、石井くんが安田くんのボケをひたすら大喜利で打ち返し続けるネタ(『蛇口』ほか)など、型がとにかく多彩である。だからこそいくら観ても飽きないし余計に沼の深みへ嵌まり込んでいく。

 

ネタ書きは石井くんだけど、トークは安田くんが沼

ネタだけでも大分沼の底から引っ張り込まれていた筆者だが、決定的に沼へ叩き落としたのは、多分このトークだ。何故観たかは動画を観ると分かる。ネタバレしないうちに再生してください、こちらはネタバレ注釈です☞*13

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この動画はコマンダンテが毎月開いている『トークダンテ』というトークライブの切り抜きだ。2019年2月の開催分から、企画部分を除いて(先日の『トーク企画ダンテ』談)ほぼ全編がYouTubeにアップロードされている。これを観て思うのだが、ネタ書きは石井くんだが、安田くんはトークが上手い。ちゃんとしている。むしろ石井くんの方が投げやり説がある(だからこそ「国民の末っ子」と呼ばれるのだろう笑)。つくづくバランスの取れたコンビだなあと思うし、安田くんのせいでトークダンテを大分観漁ってしまった。ひどいぞ!(またですが褒めてる)。

 

因みに安田くんのトーク力は相方の石井くんも高く買っている。何ならこないだは安田くんに同じ話をひたすらさせてどこまで滑らないのか検証していた。好き故なのか嫌がらせなのか若干分からないがまあ前者ということにしておこう(笑)。

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【結論】公式が供給過多で沼

ここまで色々書いてきたが、コマンダンテに関する映像のリンク先が、全て公式の動画であるということに気付いてほしい。ネタもトークも、全てコマンダンテの公式チャンネルでアップロードされているものである。ベストネタは再生リストに66本がイン。トークダンテは全17回分がアップロード済。どはまりして観始めると、どこまで行っても公式の動画がやってくるという沼が待ち受けている。やばい。

 

その上再生回数が多いからとこの動画をうっかり再生すると、安田くんの相方大好きぶりにやられて余計沼に落ちる。テルくんは軽い気持ちでドッキリ仕掛けてるかもしれないけれど、安田くんはめちゃめちゃ心配してるんやぞ!!!!!

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人数だけでも覚えて帰って下さい

そう言えば最初に「人数だけでも覚えて帰って下さい。」と書いていたが、書くのを忘れていた。向かって左側に立っている眼鏡氏がボケの安田くんで、右側の目が細い系塩顔さんがツッコミの石井くんである。2人組のコンビだ。

因みにこれはコマンダンテの漫才のつかみで実際に使われているものである(冒頭に貼った『出来ないこと』で使われている)。最初のつかみは自己紹介で固定、というのが一般的な中、コマンダンテは毎回毎回漫才のつかみを変えてくるコンビだ。公式で「つかみ集」も出ているので興味があったら観てほしい(個人的には元の漫才を観てから観る方が良い気もするが)。こないだ総選挙もしておりました(☞1番人気の「つかみ」は?総選挙の結果が出ました。1位は…【コマンダンテ】【報告】)。ところで「背の高い方が安田で、低い方が石井です」。これもつかみです*14

 

ふたりは大阪NSC29期生同士。ふたりとも大阪府出身で、安田くんが1983年生まれ、石井くんが1984年生まれの1歳差コンビである。結成は公式プロフィール上2008年7月で、元は大阪吉本所属だったものの、2017年より東京に拠点を移して活動している。……何かこたつ記事みたいなこと書いてんな

 

ボケの安田くん - 最近おじいちゃんから若返りましたが、まさかの相方に持ってかれました

安田くんはとにかく多趣味である。野球が好きで特にカープファンだし(何故なのかは分からないけれど大阪人なのに珍しい)、盆栽やってるし(再生リスト盆栽動画)、リモートダンテ中にはギターも披露していた。そう言えばインコちゃんも育てていたし、けん玉も特技である。今でこそ眼鏡のおじいちゃんだが(後述)、NSC時代はロン毛のファッション大好きイケイケボーイだったし(昔の写真はこんなとこに……)、かつてはクラブでDJとして回していたらしい。……今からは想像も付かない!

 

そんなおじいちゃんなのだが(実際芸人仲間からさんざおじいちゃん呼ばわりされている)、実は今年の1月にパパになったばかり。あまりにいじられ過ぎて、子どもが生まれた報告をTwitterでしながら「私、おじいちゃんからお父さんになりました!」とか言っちゃったくらいである。……安田くんみたいな人何か知ってるな……(独り言です)

いつもは安田くんに対して大分ドライな感じで話をしている石井くんも、このニュースには大分こみ上げるものがあったようで、まさかの第1子誕生生配信でぽろぽろ泣き出してしまった。安田くんドッキリ動画の対になるいい動画じゃないか……? 安田くんは直後のトークダンテでしっかりネタにしていたけども!

 

そんな安田くんが第1子誕生後したためたブログが大変素敵だったので、皆さん是非読んで観てくださいね。オチまで完璧で、トーク上手な安田くんならではです。

note.com - 安田くんのトークの巧さが文章になったブログです

 

ツッコミの石井くん:コーヒーとファッションと旅猿を愛する男

筆者を沼に引き摺り込んだきっかけとなった石井くんのファッショントーク(実は安田くんもファッション大好きなのだが、それはトークダンテのコーディネートトークを観てもらうとしよう……)。コマンダンテの名を広めるひとつのツールとして、コマンダンテの名を冠したアパレルブランドも展開している(ラフマガZOZOTOWN)。他にも石井くんが愛するのがコーヒーと旅猿である。

 

東野幸治ナイナイ岡村による『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(旅猿)が大好きな石井くんは、あちこちのトークライブで愛を公言するだけでなく、DVDまでしっかり持っているがちファンぶりだった。どのくらい好きかはこのトークを観ていただきたいのだが……あんまりそういうタイプじゃなさそうなのに出演のプレッシャーに負けているというのが愛を物語るというものである。因みにこの時の登場は大分好評で、今年2月にもまた出演している(良かったね!)。

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石井くんがもうひとつ愛するのがコーヒーとカフェだ。元々はアイロンヘッドナポリ氏に貰ったコーヒーミルがそのきっかけだったという(Bouncy coffee life #1)。渋谷のコワーキングスペース "Laugh Out" のチャンネルでカフェ巡りをしながら、それぞれのカフェのコーヒーにかける思いを聞いて回る番組を作っていたこともある('1911〜'2007、"Bouncy coffee life")。残念ながらこの企画はコロナ禍でロケが難しくなって中断されてしまったが、石井くんは新たに『コマンダンテ石井のカフェちゃん』というYouTubeアカウントを作ってカフェ紹介を続けている。またこれとは別にアメーバブログでカフェ紹介を行っており、何と現在945回まで到達……! 劇場の合間とか暇さえあればカフェを巡っているらしい。凄いなあ……

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おしまい

というわけでこたつ記事みたいな始まりだったが、結局9000字くらい書いてしまった。素直にウケる。この記事は何の気無しのこんなチャットから思いついて書いたのだが、看板に偽りなしでげらげら笑っている。

コマンダンテのつかみの「人数だけでも覚えていってください。」と「気になったので人数調べてみました!」から始まる長文記事。

ちなみに今日宣材写真が変わるらしいよね。明日って書いてたんだけど、晩ご飯の後書き始めたら書き終わらなくて日付を跨いだよ!!!!!。

 

このクソ長記事でコマンダンテに興味を持った方は是非YouTubeの公式アカウントを覗いてみてください。沼に嵌まった時は35,000人くらいの登録者だったけれど、今見たら46,300人くらいまでじわじわと伸びている。このままどこかで爆発的に伸びたらいいなあ。

www.youtube.comこのチャンネルを観て他のチャンネルに飛ぶときは、ボリュームに気を付けましょう。筆者は視聴中に突然インサートされる「パッと!ピッと!プロミス♪」に何度も攻撃を食らっています

 

まとめ

以上、

  • 公式が供給過多で沼
  • 多作のネタ書き石井くん vs 相方も認めるすべらない話術安田くん
  • おじいちゃん若返りでまさかの相方に持ってかれる
  • 塩顔イケメンはコーヒーと旅猿が大好き

などをまとめました!愛が籠もりすぎてクソ長な記事をきっかけに、YouTubeの登録者数もどどどんと伸びてほしいですね!最後までお読みいただき、ありがとうございました!*15

 

人数だけでも覚えて帰って下さい!!!!!

5upよしもとネタ全集2012 ~本ネタ&裏ネタコレクション~
 

 

※投稿後追記:まさかの1万字レビューしていたらコマンダンテ公式チャンネルの編集をされている石田さんに見つかりました! やばいです!(笑)(因みにツイートではサバ読んでましたがこの追記で本当に1万字越えました!)

 

関連:コマンダンテ / 安田邦祐 / 石井輝明 / お笑い / 漫才

*1:井下好井と大宮との関係についてはコマンダンテGAGの2組が解説してくれているのでこちらをどうぞ☞

youtu.be

*2:すゑひろがりずと同期の吉本芸人。すゑひろがりずとは定期的に『地獄変』というユニットライブを行っている。R-1ぐらんぷり2020(現:R-1グランプリ)ですゑひろがりず南條・ななまがり森下両氏が決勝へ勝ち残り、かつてルームシェアしていたふたりが決勝後に健闘をたたえ合ったといういい話もあり

*3:凄く意味が分からないのですが、大宮セブン繋がりで囲碁将棋のネタを観ようとしたら謎の絶景推し動画が出て来て頭を抱えています。大宮はみんな沼なんでしょうか。よく考えたら昔からグランジが推しなのですが、グランジと『できる七人』で一緒にユニットライブをしていた犬の心は初代大宮セブンだし、筆者は幕張をチェックしていたようで、知らない内に大宮に引き寄せられていたのかもしれません。東北新幹線止まるし

www.youtube.com

*4:最近三島さんばっかりテレビに出ていて忘れ去られているが、一応南條さんは2020年のR-1ぐらんぷりで決勝ファイナルステージまで駒を進めている

*5:これに関しては本当に運営と吉本の英断だと思う。毎年この手のネタ番組は、終了後すぐに違法アップロード動画が上がって、見逃した人たちやまた観たかったリアタイ非録画勢が群がる、という構図になっていた。きっとあの会社のことなのでいくら再生されても当の本人たちには一銭も落ちないのだと思うが、違法アップロードにすがりつくくらいなら、まだ会社と運営にお金が入る方がマシだと思う

*6:【ネタのネタバレ】スーパーベストネタダンテ5は2月13日に開催されたのだが、丁度1ヶ月前に第1子が生まれた安田くんが、M-1準々決勝からつかみのトークをちょっと変えてパパバージョンにしていてとても良かった

*7:華大は当時ももう既に売れっ子だったけれど、意外にネタは1本も観たことがなかったのである

*8:もっとも大吉先生は、僕らの漫才は関西の皆さんと違って独学みたいなものなので(☜福岡吉本1期生なので先輩がいなかった)、どつきが出来なくて、華丸さんの袖を引っ張るようなツッコミなんだけどね、と語っているが、華大の良さはそこだと思う

*9:YouTubeに転がっている昔のネタを観ると、昔はもっとテンポの速いまくし立て漫才をしていたのでちょっとびっくりしてしまうが

*10:とはいえコマンダンテは元々結構優秀なコンビで、2009年にコンビ結成2年目にして旧M-1の準決勝まで辿り着いている。関西でも5upよしもとでしっかり活躍して、2016年にはytv漫才新人賞を獲得して(この記事良いので是非!)、その上で東京に進出してきたコンビであった。現在ルミネや幕張の出番を中心としているという事実でもよく分かる(東京の若手の売れっ子は幕張で活躍するのが定石である)。

www.youtube.com - 当時準決勝まで辿り着いて披露したネタ

 

こういう話をすると色々言われるのかもしれないが、こういう話になるとすゑひろがりず三島氏のことを思い出さずにはいられない。彼はかつてのコンビ『バルチック艦隊』時代に、NSC在学中ながら準決勝まで辿り着いた実績を持っているが(2005年)、そこからすゑひろがりずとしてM-1ファイナリストになるまでには14年の時を必要とした。実力があっても頂点へ辿り着くのが難しい、前の自分と同じ結果を得られるとは限らない、それがM-1の舞台なのかもしれないし、賞レースというものの厳しさなのかもしれないと思う(その上でM-1決勝5年連続進出・3年連続準優勝の記録を持つ和牛の恐ろしさを感じるなど……)。

*11:すゑひろがりずはどちらかというと不器用なコンビなので、同じネタをひたすらかけて慣れていく、という方が似合っているのだろう。そうやっていく内に狂言風のテンポがよくなっていくのだろうし、実際その結果がM-1 2019ファイナリスト、という気がする

*12:例えばサンドウィッチマンと言えばトミー(富澤氏)の聞き間違いに伊達ちゃんがひたすら突っ込んでいって、途中でトミーの「ちょっと何言ってるか分からない」が炸裂する、という型がある

*13:【ネタバレ】

 

まあ何故再生したかというとすゑひろがりず案件だったからなのだが、すゑひろがりずコマンダンテ関係では、この3本を並べて観ると色々納得できて笑えてしまう。激辛バブちゃん石井くん……(36歳)。(そして南條さんの溢れ出るなにわ突撃隊もとい運動部感)。

*14:とはいえお互い180cm以上なのよ? 背高いな……

profile.yoshimoto.co.jp

*15:最初と最後だけこたつ記事風にしていて、いつも必ず半角の「!」と「?」なのに、わざと全角にしています。どうでもいいけど

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