ちいさなねずみが映画を語る

すきなものを好きなだけ、観たものを観ただけ—

あけおめことよろゲームはいかが - 脱出ゲーム "The TREASURE"

平成も最後の年、平成31年こと(?)2019年の幕開けである。

 

1年間放送を待ち望む『ゆく年くる年』の視聴も終わり、再び『ゆく年くる年』の放送を待ちわびる日が始まった。因みに今年の幕開けにふさわしい映画を探しているのだが、何故か筆者の手元にあるもので選択するとレミゼとか『パンズ・ラビリンス』とか鬱映画になるか、『ワールズ・エンド』とか『ワンダとダイヤと優しい奴ら』とかしょうもない映画(褒めてる)になるので困り果てている。

www.youtube.com

 

The TREASURE

閑話休題、きょうご紹介したいのはこの脱出ゲーム。

kotorinosu.net

 

 

出口も無い四角形の部屋に閉じ込められた様子。何とかしてこの部屋から脱出せねば……

 

 

ひとつの部屋で完結するのかと思いきや、どんどんと世界が広がっていって、しまいには大作になるのが心地良い。クリックポイントも結構良心的なので、さくさく進められる。

 

オートセーブであるところも安心。更にiOS/Android用のアプリもあるようだ。パスも比較的分かりやすく、パスを引き出すためのキィも無駄にこねくり回されていなくて良い。

……筆者はせっかく開けた扉を何回か閉めてしまって意味の無いループに嵌まり込んでいたけれど……

 

攻略欲しい人は

大作なので攻略が欲しい!という人はiPhoroidから攻略も出ているのでそちらをチェックしてほしい。理不尽ゲームではないので、自力でもちゃんと解けると思う。

www.iphoroid.jp

もっとやりたい人は

同じ作者さんから他にもゲームが出ているようなのでこちらをチェックしてほしい。筆者は早速ブクマしました。

kotorinosu.net

 

ついでに

おすすめ脱出ゲームをいくつかご紹介してこの記事の締めとしたい。よい映画と共に、よい脱出ゲームにも巡り会いたい1年である。

 

MILD ESCAPE

www.mildescape.comMILD ESCAPEは毎回異なる趣向の部屋から、ハート鍵を探して脱出するスタイル。ハート鍵を取得した後、部屋を探してハッピーコインを見つけると、エンディングが少し変化する。日々のささやかな幸せを探している感じで好きなサイトだ。

因みにハッピーコインを10枚集めて脱出するハッピーエスケープもある。最近の作品ではアプリ版もあったりするので是非どうぞ。

 

Gam.eBB

gam.ebb.jp

ひよこを盛り続けるゲーム「ぴよ盛り」でもおなじみのGam.eBB。元々筆者が好きだったのはこのサイトの解体ゲームの方で、ドライバー1本を持った状態で、パズルを解いて物をばらし、時限爆弾を解体するという筋書きになっている。

ほかにもいわゆる脱出ゲームのスタイルで作られた「Room Perfection」シリーズなんかもある。

このサイトの特徴は最後に必ず爆破シーンがあるということ(笑)。意味も無く爆破しまくってみるのもいいかもしれない。

 

Gam.eBBはアプリが有名だが、パソコンでも楽しめるゲームがあるので是非試してほしい。フラッシュゲームだが、iOSの場合はPuffinを入れると遊ぶことができる。

Puffin Web Browser

Puffin Web Browser

  • CloudMosa, Inc.
  • ユーティリティ
  • 無料

 

Reisen

www.no1game.netわたしが脱出ゲームに嵌まった原因とも言えるSNEEDLEさんの名作脱出ゲーム。戦争で両親を亡くした少女・ジッタが、祖母の住む家を目指すのだが、ゲームを進めるにつれ時代背景が分かり、暗い背景を持つゲームだったことが分かる。個人的にはこういうダークな背景がある作品がかなり好きなので、ここから脱出ゲームにのめりこんでしまった。

ちなみに"Reisen"というのは「冷戦」ではなく、ドイツ語で「旅行」のこと。何故ドイツ語なのかという話はゲームの後半で分かってくる。全10作あるので是非どうぞ。

 

ちなみにSNEEDLEさんは同じく脱出ゲーム大百科で、カエサル朝を舞台にしたSPQRシリーズ(全14作)も手掛けているのでこちらもプレイしてほしい。但しReisenを先にプレイした方がより楽しめる

 

ちょこちゃいの脱出ゲーム

chokochai.infoショコラ、チャイ、チビニャンの3ニャンが毎回違った部屋に閉じ込められ、アイテム探しと猫としての能力発揮、両方を駆使して脱出するゲーム。ただ脱出するだけでなく、キックが得意なショコラ、ひっかいて物を探すのが得意なチャイ、狭い所に入り込むのが得意なチビニャンと、3匹の特徴を上手く使う場所が必ずあるのが良い。年中行事やおとぎ話を下敷きにした作品があるのも魅力である。

 

実はこの3ニャン、作者であるちょこちゃいさんの飼い猫で、ゲームの最後にはちょこちゃいさんが撮影した写真も見ることが出来る。一昨年ショコラが亡くなったとのご報告があり、近年は作品の公開も少し間が空くようになっているが、ゲーム内での3ニャン共闘はいつまでも消えないので、新作を待ちわびつつ過去作もプレイしたいと思う。

 

というわけで、筆者の隠れた趣味こと脱出ゲームのご紹介であった。

 

関連:脱出ゲーム / フラッシュゲーム

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