ちいさなねずみが映画を語る

すきなものを好きなだけ、観たものを観ただけ—

誰も聞いていない10の質問

誰も聞いていないだろうけれどやってみます。こういうの何気にすきなのです。

 

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

ブログ名の「ちいさなねずみが映画を語る」だが、ねずみちゃんが大好きで、映画に関するブログをやりたいなあ、それならねずみちゃんが語る形式にしてみたらなあ、と思って付けた。全然ねずみちゃん関係無い感じの書き口なのだが……

 

ハンドルネームは元々昔聞いていたラジオ番組の掲示板で使っていたものを流用して、これと"cinema"を足してドメイン名にした。しねまなみさん。

はてなブログを始めたきっかけは?

もう3年前の声が聞こえてきそうでびびっています。当時めためたに叩かれていた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の擁護記事が書きたくて始めたのがきっかけ。

mice-cinemanami.hatenablog.com

ボラプを観に行ったのは丁度3年前の今頃だと思う(日本公開は2018年11月9日だそうで、その直後のサービスデーにIMAXで観た)。当時、クイーン世代の批評家たちにはこの物語の「歴史改竄」がいたく不評で、海外でも日本でも作品の出来としては酷評に次ぐ酷評という状態だった。後からこの筋書き変更はブライアン・メイロジャー・テイラー(特に前者)が望んだファミリー映画化だったことが分かるが、当時はそんな事情など知るよしもない。アーリーレビューは国内外問わず「こんなものメンバーが観たらどうするんだ」と言わんばかりだった。おまけにブライアン・シンガー監督の降板劇も尾を引き、斜に構えて観た人たちが酷評を書き連ねるというような状況だったのだ。個人的には映画館で楽しんで観たので、何とも言えずぐずぐずとしていたわけだが、まさかのゴールデングローブでドラマ映画部門にノミネートされてしまい*1、どやどやという記事を出すためにブログを始めたというわけ。

 

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

自分で今感じたことを文字に起こしておく、というのを心掛けているのと、自分がいいなと思ったものを紹介するのがこのブログのコンセプトなので、あんまりそう言えるものはないような気がする。ただ、このブログで1番アクセスされているのは外付けHDDを救ったこの記事だ。Stellarありがとう……

mice-cinemanami.hatenablog.com

あとよくアクセスされているのはあのカードボード・ベンの記事だろう。ビニールタッキーさんの「この映画宣伝がすごい!」でも紹介されてしまって結構びびった。

mice-cinemanami.hatenablog.com

読み返していたら『アナと世界の終わり』とか『シング・ストリート』の紹介記事も結構好きだなと思った。単に映画自体が好きなだけかもしれないけれど。あとポール・ラッドおじさんも愛おしい

※投稿後追記:熱量という点でいったらコマちゃん記事もすゑ記事も負けてない。

mice-cinemanami.hatenablog.com

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

ブログのヘッダにも「すきなものを好きなだけ、観たものを観ただけ—」と書いているが、これに尽きる。自分が触れてよかったなと思うものを、自分の書きたいだけ書き散らすブログだ。これはもう最初の記事から一貫しているとは思う。たまに本業の話もするけど、基本は映画と文学が中心だ。

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

メモ書きは除いて数えると16記事あった。忙しくて途中になってしまった映画記事もあるが、大半はパーソナルな、自分の専門に関する記事である。アカデミアの話とか今の仕事の話は、うっかりすると自分の本名が出て来かねないので、きちんと別の場所でやりたいなと思っている。取り敢えずコンサルされるような専門がほしい〜〜〜〜〜〜!とは思っているが、キャリアパスの話をすると身バレしかねなくて危険極まりない……

 

やろうと思って7月に投げてしまったのがこの記事の続編。パイソンズの酷すぎるスケッチを解説するパイソニアン記事だったのだが、まあ気が向いたら続きを書くかもしれない。

mice-cinemanami.hatenablog.com

映画記事として書き損ねになっているのはこんなところ。

  • 『海辺の生と死』 - 大好きだけどあんまり評価が芳しくない
  • 千と千尋の神隠し』 - 大きくなって見直して色々思うところがあったのだが、忙しくて続きを書くのを忘れていた
  • 「ドラマ『SHERLOCK』を楽しむための原作知識」 - みんなが「シャーロック」「シャーロック」と呼ぶのでホームジアーナとして憤慨して書き始めたけどオタク過ぎてまとまらなかったやつ
  • 『ビューティフル・ボーイ』 - もうちょっと刺さると思って観に行ったのだが、まとめきれなかった

あとは胸くそ過ぎるのと翻訳権が引っかかりそうだったので止めてしまったブライアン・シンガーの訴追記事解説もある。他にもトゥーンタウン郵便局の留守電が死ぬほどリア充だという特集記事もあったが、別の記事にかまけていたらどこかへ行ってしまった(マジでTDL行ったらちゃんと聞いてほしい)。変わり種では味噌汁'sの『ME SO SHE LOOSE』解説記事なんかもあったが、やりたい気持ちはありつつも凄い分量になりそうな予感しかない。
        

自分の記事を読み返すことはある?

正直結構読み返す。昔観た映画をもう1度観るのは面倒だが、でもちょっとその時の気持ちを思い出したいという時に、レビュー記事だけ読み返すことはしばしば。あとは1年くらい前の企画記事だと、そもそもその頃何を考えていたのかまるで覚えていないので、たまに読み返すとちょっと面白い。例えばこういう記事とか。過去の自分の考えをトレスするのは意外に面白い。

mice-cinemanami.hatenablog.com

好きなはてなブロガーは?

最近めっきり更新頻度が下がってしまって残念なのだけど、雁丸さん。常に元の作品への愛がある気がして、批判であっても優しさを感じる。

gensakudaidoku.hatenablog.com

あとTwitterも大好きなシネマ座さん。こういう文章能力がほしい。

cinemaza.hatenablog.com

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

スマホ編集がちょっとめんどくさいなと思うことが……(え、要望?!)

10年前は何してた?

丁度受験生だったかなあと思います(年がバレる)。震災直後で色々大変なのかと思っていたら意外と色んなものが収まってしまってびっくりした記憶がある。内陸部だったので……

mice-cinemanami.hatenablog.com

この10年を一言でまとめると?

「好奇心」……? あれが知りたい、これがやりたい、という気持ちでどんどん前に進んだ10年だった。多方面にアンテナを伸ばしすぎた結果、時間が足りなくてあっぷあっぷしているけれど、少なくともアカデミアに関してはこれからも好奇心を持ち続ける人生でありたいなと思う。おしまい。

 

※投稿後追記:投稿してからこれが記念すべき200記事目であったことに気付きました。継続は力なり……

*1:これはどこかでも触れているが、GG賞作品賞にはミュージカル・コメディ映画部門とドラマ映画部門の2部門がある。ボラプはクイーンの楽曲を多用した音楽映画なので前者ノミネートだと思っていたところ、まさかの後者であり、その時点でもひとつ驚き。後者にノミネートするということは、こういった分け方のないBAFTAやアカデミー賞で作品賞の本命として戦える作品だと自負する証拠でもあるので、映画界がざわついたのだった……

Live Moon ブログパーツ