ちいさなねずみが映画を語る

すきなものを好きなだけ、観たものを観ただけ—

配給会社別

平凡な生活は静かに進む - 映画『ROMA/ローマ』

オスカーノミネート発表前にどうしても観たかった『ROMA/ローマ』"Roma"('18)を観た。観終わった直後で、ヤリッツァ・アパリシオ(主演)とマリーナ・デ・タビラ(助演)の女優賞ノミネートも飛び込んできた(ノミネートの全容はOscar.go.com、シネマトゥデイにて…

褒め専ブログになったわけ—今更『ラ・ラ・ランド』"評"を語る—

今さラ・ラ・ランド第2弾、心を抉るレビュー編—褒め専ブログになったわけ—

映画『女王陛下のお気に入り』をもっと楽しむために - 厄介なイギリスの王朝事情

イギリスの王朝事情、やっと理解しました

洋画の邦題問題はどこに帰着すればいいのか

洋画沼を中心に絶対炎上しそうな記事を見つけてしまった。というかTLに怒りを伴って流れてきた。 www.sbbit.jp 筆者は英国沼を攻めていったらいわゆる「単館系のマイナー作品の洋画」ばっかり見続ける有様となってしまった人間なので、ちょっと胸が痛い話で…

お誕生日おめでとうルーシー! - n度目のボラプボーイズSNS集

1月17日はルーシー・ボイントンの誕生日。ボラプボーイズのSNSはすっかり「ボーイズの内輪ネタ」と化していたが、ヒロインのお誕生日も忘れていなかった。というわけで今回はこれのご紹介。ルーシーちゃん、25歳の誕生日おめでとう! mice-cinemanami.hatenab…

祝!金ロー初放送記念—今更『ラ・ラ・ランド』を語る—

2月8日が迫っている。何の日付かって、金曜ロードショーで『ラ・ラ・ランド』"La La Land"('16)が地上波初放送される日程だ。 超強力ラインナップ 発表2月1日「#ローグ・ワン/#スター・ウォーズ・ストーリー」#地上波初放送2月8日「#ラ・ラ・ランド」#地上波…

これは「コーエン兄弟の作らなかったコーエン映画」 - 映画『スリー・ビルボード』『ファーゴ』ネタバレ考察3

GG賞授賞式とBAFTAノミネート発表があって暫く空いてしまったが、『スリー・ビルボード』ネタバレ考察の続きである。Critics Choice Awardsの授賞式もあって映画賞もアツいのだが、何故か謎のクエリで拙ブログに辿り着いた人がいるらしいので、第3弾をお送り…

ゴールデン・グローブ賞から一夜明けて - 止まらないボラプボーイズSNS集

クイーンの情報や写真について公式が最大手みたいな話はSNSを眺めているとちらほら見かけるが、ゴールデン・グローブについてもその通りだった。2部門ノミネート☞2部門受賞という打率の良さを見せた『ボヘミアン・ラプソディ』の関係者たちが、アフター・パ…

そこのけそこのけボラプボーイズが通る - ゴールデン・グローブ賞オフショット集

大混戦のゴールデン・グローブ賞2019授賞式が終了した。結果についてはこちらでどうぞ。 mice-cinemanami.hatenablog.com - 色々書いてたら1万字越えたレビューです 大穴ながらドラマ部門2部門をかっさらっていった印象のある『ボヘミアン・ラプソディ』だが…

キャストと脚本と社会背景の話 - 映画『スリー・ビルボード』ネタバレ考察2

今回は映画『スリー・ビルボード』"Three Billboards Outside Ebbing, Missouri"('17)ネタバレ考察の後編第2弾である。キャストや背景について少し抉っていきたい。前編はこちら。☞ mice-cinemanami.hatenablog.com ネタバレ無しあらすじ ミズーリ州エビング…

正体はただの暴力映画では無かった - 映画『スリー・ビルボード』ネタバレ考察1

新年一発目の映画記事は、日本で2018年2月に公開された『スリー・ビルボード』である。1年も前に公開されたオスカー映画を何故今、という気がするかもしれないが…… この映画を観るまでに1年かかった 勿論存在はよく知っていた。日本では何となくデル・トロの…

幸せいっぱい、仲良し過ぎるぞボラプボーイズ! - 映画『ボヘミアン・ラプソディ』

本記事は先日公開した「カードボード・ベン」に関する記事の続きである。拙ブログの中でも(現状)トップPVを誇るこの記事だが、主にマッゼロさんの悪ふざけのせいで追記が止まらず、切り分けることにした。ついでにおめでたいニュースも少しあったので一緒に…

映画『アリー/スター誕生』についてつれつれ雑記

今回は自分の備忘録的記事なので、特に読まなくても大丈夫。むしろネタバレレビューとかサントラの話を読んでほしい。 mice-cinemanami.hatenablog.com mice-cinemanami.hatenablog.com ほんとにどうでもいい雑記ですよ?☞

主演ふたりの手が大きく入った粒揃いのサウンドトラック - 映画『アリー/スター誕生』

映画『アリー/スター誕生』"A Star Is Born"('18)を観に行った。ネタバレレビューは既に投稿してあるのでこちらをどうぞ。 mice-cinemanami.hatenablog.com 今日のお話はこの映画のサウンドトラックである。元々筆者はサントラマニアなのだが、今回はサント…

石田泰子訳を語らせてくれ - 映画『アリー/スター誕生』のちょっとした不満

こないだの記事に書いた通り『アリー/スター誕生』"A Star Is Born"('18)を観てきた。いい作品だった。クーパーの監督キャリア、ガガの女優キャリアがもっと観たいと思わせる作品でもあった。 mice-cinemanami.hatenablog.com - レビュー記事はこちら でも筆…

NHK、クイーン独占インタビューに成功 - 映画『ボヘミアン・ラプソディ』

NHKがクイーンのロジャー・テイラー、ブライアン・メイへの単独インタビューに成功した。既に『おはよう日本』や『NETBUZZ』にて一部が放送されていたが、この度ロジャー・テイラーへのインタビュー分が(ほぼ)全文公開されていたのでご紹介する(後日メイの分…

役者本人の実話と過去作を上手くマッシュアップした良作 - 映画『アリー/スター誕生』

ブラッドリー・クーパー監督/主演、レディー・ガガ主演の『アリー/スター誕生』('18)を観てきた。スターダムを駆け上がる歌手役にレディー・ガガを据えたのもさることながら、初監督作品にして主演もこなしつつこの良作を仕上げたブラッドリー・クーパーの力…

一生心に残る、一夏の恋 - 映画『君の名前で僕を呼んで』

クリスマスに一夏の恋? 変な話だと思われるかもしれないが、間違っていない。今日の映画は丁度1年前に映画賞を賑わせていた『君の名前で僕を呼んで』"Call Me By Your Name"; CMBYN。北イタリアの小さなヴィラを舞台に、17歳の少年エリオと、彼の父の元で博…

今年もクリスマスがやってきた - 映画『ラブ・アクチュアリー』

今年もマライア・キャリーが街中に流れる時期がやって来た*1。 www.youtube.com こんな時期にやっぱり思い出すのは、おヒュー様はじめ英国俳優が勢揃いしたリチャード・カーティス映画、『ラブ・アクチュアリー』"Love Actually"('03)である。 *1:杜の都でも…

年の瀬にお寒いのはいかが - 映画『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』

年の瀬にお寒いのはいかが? そういうわけで本日ご紹介したいのは、今年7月に日本で封切られたブリッツ・ホラー、『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』"Ghost Stories"('17)だ。大好きなマーティン・フリーマンの主演作であることは言わずもがな、共同監…

【速報】ブリリア、年末年始の人気作配信祭決定(181224-190106)

年末年始の過ごし方を考えあぐねている皆さんに朗報だ。 先日ご紹介したブリリア・ショートショート・シアターで、2018年に配信した短編映画の人気トップ10が再配信される。 www.value-press.com 期間は2018年12月24日〜2019年1月6日。クリスマスイヴから十…

ヒュー・グラントをスターダムに押し上げた伝説の一作 - 映画『モーリス』

自分にとって今年1番のニュースと言えば、『モーリス』('87)の30年ぶりとなる復刻上映だろうと思う。この作品はヒュー・グラントを一躍スターダムに押し上げた作品ながら、長らくVHS/DVD共に絶版であり、入手不可能だったのだ。ところが、今年大ヒットした『…

現代の性的マイノリティを巡る闘いにも繋がる歴史 - 映画『バトル・オブ・ザ・セクシズ』

年末レビュー大放出祭、ということで、書きためていたレビューを一気に放出したい。今日の一作は今年7月に公開された『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』"Battle of the Sexes"('17)だ。杜の都での公開は1ヶ月遅れだったので、今度記事公開予定の『ゴースト・…

サリー・ホーキンズを見つけてくれてありがとう - 映画『シェイプ・オブ・ウォーター』

先日第90回アカデミー賞で無冠の女王となった『レディ・バード』を紹介した。そうしたらこれも紹介せずにはいられまい。このアカデミー賞を最も湧かせたギレルモ・デル・トロのあの映画、そう、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2018)である。デル・トロはこ…

100%フレッシュ最長記録!母娘の葛藤を上手く描いたオスカー無冠の女王 - 映画『レディ・バード』

年の瀬が近付いてきて、色んな人が「今年の映画トップ10」を発表し出す頃になった。自分でも個人的記録を繰ってみたのだが、何故だか既に80本くらい映画を観ていてびっくりしてしまった。そもそも今年は忙しい年だったはずなのにおかしな話だ*1。そんな中で…

ガーデニングが繋ぐささやかな幸せ - 映画『マイ ビューティフル ガーデン』

前記事でやっと延々書いてきた『ボヘミアン・ラプソディ』の話が終わった。ところで次は何を書こう?と考えたのだが、頭を抱えてしまった。映画ブログを始めるのは長年温めてきた構想だったのだが、温めすぎてその間に観た映画が溜まってしまったのだ。ルーシ…

映画で流れるクイーンの名曲 - 映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行ったわけ

今日こそ延々書いてきた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の話も終わりである。 何だか知らないけれど6記事も書いていた。大部分、原因がマッゼロさんの悪ふざけな気もするが気のせいとしておこう。 mice-cinemanami.hatenablog.com そもそもわたしがクイーン…

ふわっと小ネタと音楽を解説 - 映画『ボヘミアン・ラプソディ』

ブログ開設以来書き続けてきたボラプの話も今回で終わりである。多分。 (と言っていたら、また書きすぎたので、もう1記事出ます) というわけで、最後にどうでもいい小ネタや音楽の話を書き綴りたいと思う。例によって独断と偏見だし、ナチュラルにネタバレる…

ひとりのボヘミアンが「家族」の元へ戻る話 - 映画『ボヘミアン・ラプソディ』レビュー

ネタバレ無しレビュー クイーンが好きだと言っても、わたしの位置付けはせいぜいにわかというところだと思う。そもそもクイーンの曲から入ったわけでもない。CMや別映画で使われていた曲がいいなあ、と思っていたら、何故だかそういう曲は我が家の超絶偏向プ…

13分でもずしりと迫る切り口の見事さ - 小さなレジスタンス映画『おもちゃの国』

突然だが皆さんはBrillia Shortsshorts Theater Onlineというサイトをご存じだろうか。今回取り上げるのはそんなブリリアで配信中の『おもちゃの国』。2007年に制作されたドイツの短編映画だ。あらすじを読んだ段階でお分かりだと思うが、この映画はホロコー…

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